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2025年度オンラインセミナー シリーズ5

「気管切開患者へのコミュニケーションと食支援」全5回


 気管切開は,医学的治療を目的として医師の判断により行われます.実施後は,コミュニケーションや摂食に影響を及ぼすため,多職種が連携して日常生活の質を高めるためる努力をします.その際,どのように診て支援をしていくかを十分に理解していることが,より適切な支援につながります.本セミナーでは,気管切開の理解から始まり,アセスメント,コミュニケーションへの支援,食への支援について学び,最後にリスクマネジメントについても取り上げます.臨床で安心して支援ができるよう,一連のシリーズで企画いたしました.
 講師には,気管切開患者様への豊富な臨床経験をお持ちの中山剛志先生にお願いし,実践的かつ分かりやすくお話しいただきます.この機会に是非学びを深めてください.

講師:中山剛志先生(大久野病院,順天堂大学)



本セミナーは終了しました。 多数のご参加ありがとうございました。

プログラム

開催日 講座名 Zoom情報をご連絡する日
第1回
8月1日
(金)
「気管切開の理解」
 気管切開の基礎知識として,気管切開カニューレの構造をはじめ,できることとできないことについて解説します.気管切開の目的や対象となる主な疾患についても解説します.
7月29日
(火)
第2回
8月8日
(金)
「気管切開患者のアセスメント」
 気管切開患者をどのように診るかについて解説します.アセスメントの視点,実際の方法,アセスメント結果の解釈や臨床への応用について学びます.
8月5日
(火)
第3回
8月15日
(金)
「気管切開患者へのコミュニケーション支援」
 気管切開患者が声帯振動を得るには,カニューレの選択などについて検討しなければなりません.発語以外のコミュニケーションの場合も,発語でのコミュニケーションの場合も,それぞれに長所短所があります.本講義では,コミュニケーションをどのように支援するかについて学びます.
8月12日
(火)
第4回
8月22日
(金)
「気管切開患者への食支援」
 気管切開カニューレは嚥下に不利に働きます.しかし,食についての欲求はどのような状況でもなくなることはありません.リスクとベネフィットを考えながら,どのように食支援を行うかについて学びます.
8月19日
(火)
第5回
8月29日
(金)
「気管切開患者のリスクマネジメント」
 呼吸は生命に直結します.気管切開について,臨床活動を行ううえでのリスクを知り,リスクアセスメントやリスクマネジメントに必要な知識とその実際について学びます.
8月26日
(火)

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